スイス個人旅行2日目の午前中はピラトゥス山の観光でしたが、午後はルツェルンを観光します。
スイス個人旅行 9日間 列車で巡る絶景の旅 目次
美しい湖畔の町ルツェルンをのんびり歩きます!
ルツェルン駅からタクシーで到着。ここは知る人ぞ知るルツェルンの穴場で、ルツェルンの絶景を眺めながらお茶ができる優雅な場所なんです。
ここは隠れ家的スポットにしておきたいので、詳しい場所はゴメンなさい。でも、比較的有名な場所なので、わかる人にはわかる場所です。ルツェルンの町とルツェルン湖の素晴らしい絶景です!
ロイス川の左側から写真左端に見えている城壁までが旧市街、ロイス川の右側は駅などがある新市街、その奥に広がるのがルツェルン湖。
ルツェルン旧市街です。
写真の右上、ロイス川に架かる屋根付きの橋と塔がルツェルンのシンボルとなっているカペル橋。1333年に造られた屋根付きの橋で、ヨーロッパで最も古い木造橋。湖からの外敵の侵入を防ぐ目的で作られた。橋に隣接する8角形の塔は給水塔で、時代によっては監視塔として、牢獄として使われています。ちなみにカペルとは英語で言うチャペル、つまり教会という意味で、この橋の目の前にあるザンクト・ペーター教会がこの橋の名前の由来。
残念ながら1993年の火災で橋は大部分が焼失。つまり今残っているのはその翌年に再建した橋ということです。
カペル橋の左に立つ赤い屋根の塔は旧市庁舎。
写真の中央下、川に架かる屋根付きの橋は1408年に造られたシュプロイヤー橋で、橋の南半分は当時のオリジナルのままです。
ルツェルンの旧市庁舎とコルンマルクト。
元々は穀物倉庫として1606年に建てられたルネッサンス様式の建物で、その後、上の階を市庁舎として使用。穀物倉庫として使われた川沿いの1階部分は、現在ビアホールになっています(初日に夕食を食べたRathaus Brauerei)。
ちなみに、現在の市政はロイス川対岸の新市街にある市庁舎で行っていますが、現在も一部の市の行事でこの建物を使用しています。
コルンマルクト Kornmarkt とは穀物市場という意味で、市が立つ広場とも訳せます。実際この広場は19世紀まで穀物市場として使われてきました。
この一帯が旧市街の中心となるエリアで、壁画が描かれた当時の建物など中世の面影を残す街並みが見られます。スイスの歴史を物語るのが、このライオン記念碑。ガイドブックなどでも必ず掲載されている名所ですが、本当に簡単な解説しかされていないのでもう少し詳しく。
スイスはいまや世界屈指の裕福な国となっていますが、昔はそうではなく食糧不足に悩む貧しい国だったんです。国土の2/3が山岳地帯であり冬は厳しく、農作物が育ちにくい環境だったからです。更にその地形のため流通もままならないという事情もありました。
そんなスイスの苦しい経済事情を救うためにスイスが他国に輸出したのが “傭兵” でした。つまり、スイス兵たちは国を支えるために、他国で他国のために命をかけて戦い、多くの命を犠牲にしてきたという歴史があり、今があります。
そして時は1789年に勃発したフランス革命で悲劇が襲います。1792年8月10日、武器を手にしたパリの民衆はフランス国王ルイ16世とマリー・アントワネットが住むテュイルリー宮殿を襲撃。
この宮殿を守っていたのが950名のスイス人傭兵でした。しかし、2万人を超える群衆の前にスイス人傭兵は全滅、786人の命が失われる結果となります。
このライオン記念碑は戦死したスイス人傭兵への追悼の意を込め、1819年にデンマーク人彫刻家ベルテル・トルヴァルドセンによって作られたものです。
スイス人傭兵を今にも死に絶えそうな瀕死のライオンで表し、体を射抜かれてもユリの花が彫られた盾を抱いて守ろうとしています。
ユリはフランス王家であるブルボン家の紋章です。そしてライオンの傍らにはスイス十字の盾と折れた槍を見ることができます。
ツアーでは時間の都合上詳しく解説せずに写真休憩のみでササッと後にすることが多いですが、スイスの歴史を知ったうえでこのライオン像を見ると、心にグッとくるものがありますね…。
今日の夕食はルツェルンの郷土料理を食べることができる地元でも人気のレストランに予約を入れておきました。
ちなみにここ、ルツェルン最古で1500年代創業のレストランです。さすがに雰囲気ありますね。
そしてこのレストランでのお目当てはルツェルン名物「ルツェナー・クーゲリ・パステーテ Luzerner Chugeli Pastete という料理。仔牛肉とマッシュルームのクリーム煮込みをパイで包んだ手の込んだ料理です。熱いので体が温まりますし、味がしっかりして濃いので赤ワインがとても合います!
ただ、かなりのボリュームがあるので、前菜無しでこの料理とデザートだけでも良い気がします。スイス個人旅行2日目は以上で終了。ピラトゥスとルツェルンという充実した1日でしたが、意外とあまり歩いていないので体力的にも余裕が持てました。
次のページはルツェルンを離れてレマン湖へ向かいます。
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