海外旅行の持ち物の準備については多くのガイドブックや旅行系ホームページで紹介されていますが、「本当に自分で海外旅行をして書いていますか?」といった、マニュアル通りの持ち物ばかりが目立ちます。ツアーや個人旅行、一人旅、バックパッカーなど、海外旅行のスタイルによって便利な持ち物も様々で、「海外旅行の持ち物リスト」などと一括りで紹介するのは無理な話です。
当サイトでは、本当に “海外旅行で便利なおすすめの持ち物” だけを厳選し、海外旅行のスタイル別でわかりやすいリスト形式でご紹介。女性ならではの持ち物もご案内します。
尚、ここではパスポートやお金、ガイドブックといった当たり前の持ち物については触れず、それ以外の海外旅行におすすめの便利な持ち物についてご紹介していきます。
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海外旅行の全スタイル共通 便利でおすすめの持ち物 準備リスト
タオル 歯ブラシ |
3つ星以上のホテルならタオルは数種類置いてあり、どんな安宿でも必ずフェイスタオルぐらいは置いてあるため、フェイスタオル1〜2枚持参すれば十分。特におすすめなのが高吸水・速乾タオルで、移動が多い旅では重宝します。尚、海外旅行でバスタオルはかさばるだけで絶対に不要。持って行くだけ無駄。 歯ブラシは5つ星のホテルでも置いていないのが普通なので必ず用意しましょう。 |
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常備薬 参考: |
風邪薬、頭痛薬、胃薬は海外旅行で必ず持参。お腹の薬は?と思った方もいると思うが、途上国でお腹を壊した場合、一般的にバクテリアによる腹痛であるため、正露丸などの薬では全く効果が無い。抗生物質が入った薬以外は効かないため、この手の薬は現地調達がおすすめ。筆者の経験上、海外での症状は現地の薬が一番効く。 その他、機内で飲む薬や、無くなったら困る薬は必ず手荷物に入れ、機内には預けないこと。荷物が紛失した場合に大変なことに。 ツアーでは添乗員を当てにして持ってこない人が極まれにいるが、薬は添乗員の私物である事が多いので必ず持参すること。何かあった場合に責任問題に発展するため、お客さんにむやみに薬をあげぬよう医師から注意されている。自分の薬は自分で準備していくのが海外旅行の常識。 |
カメラ | 海外旅行で一眼レフのカメラは持っていかない方がいいですか? という質問をたまに受けるが、全く問題なし。重要なのは管理の仕方です。ただし、極端に治安が悪い場所では避けること。 筆者の場合、撮る場所によってカメラを使い分けるため持ち物が増えるが、一眼レフとコンパクト・デジカメの両方、ポケットサイズの三脚をいつも準備していく。 詳しくは海外旅行でデジタルカメラを使いこなすにて。 |
予備のメモリーカード 予備バッテリー 充電器 変換プラグ 参考: 世界の電圧と変換プラグ |
デジタルカメラのメモリーカードは十分な容量を準備していくことをおすすめします。 8日間の目安: 700万画素のデジカメで3GB 1000万画素のデジカメで6GB 1000万画素の一眼レフなら最低8GB この目安はヨーロッパのように見所が多い場所で気持ち多めに撮る場合を想定しています。尚、動画も撮る場合は、3〜4倍増しのメモリーカードが欲しいところ。必ず日本で準備すること。ツアーでは買う時間が無いのが一般的。 普通に撮る場合は、毎日充電をすれば予備バッテリーは必要ないかもしれませんが、一眼レフや、寒い時期や場所に行く人は予備バッテリーを持参しましょう。気温が低いと驚くほどバッテリー切れが早いです。冬は要注意。 また、海外旅行ではカメラの使用頻度が高く、電源を入れたり切ったりすることが多いため、バッテリーが2日間持たないのが一般的。必ず充電器は持参すること。 |
筆記用具 メモ帳 計算機 |
ペンは数本持っていきましょう。海外旅行中、最もなくし易い持ち物の代表。プレゼント用では無い。途上国の物は書きづらくインクの出が悪い事が多く、海外では MADE IN JAPAN のボールペンは評判が良い。 (先端のボールが高精度なため、インクの出が良い) |
ウェットティッシュ |
食事の前や汗を拭くのにも便利です。 ただ、衛生環境が良くない国に行く場合は、左記のような指定医薬部外品の『消毒』タイプのウェットティッシュを選ぶのがおすすめです。「除菌」では殺菌力が無いに等しいのが理由。衛生環境が良い欧米であれば「除菌」でも十分でしょう。 |
殺菌ジェル |
衛生状態に心配がある国に行くなら、この殺菌ジェルはおすすめ。殺菌効果が高い77〜81%のエタノール濃度があるので安心です。 安物の殺菌ジェルはエタノール濃度が低いため、殺菌効果に期待が出来ないので注意です。 この殺菌ジェルは容量60mLなので機内持ち込みでき、海外旅行には最適です。 使い方も簡単。食事前にジェルを手にすり込むだけ。心配ならティッシュにジェルを付けてフォークやナイフを拭いても良いでしょう。 |
圧縮袋 手提げバック 参考: |
圧縮袋は折り畳んだセーターが入るサイズがおすすめ。これは本当に便利で、厚手の服、セーターがビックリするほどペシャンコになり、収納力の限られる旅行カバンの強い味方。また、洋服の保護にもなるので一石二鳥。特に海外旅行で持ち物が多くなる冬に大活躍するので、強くおすすめしたい。ぜひ準備を! 手提げ袋はデパートでもらえるビニール製の手提げバック(紙製だと濡れると破けて悲惨なことになる)を折りたたんで旅行カバンに入れておくと非常に重宝する。軽くてかさ張る物を手提げ袋に入れて、機内持ち込みしてもOK。 |
クレジットカード | 海外旅行ではクレジットカードが大変便利。多額の現金を持ち歩かなくても良いので安全性は高く、何かあった場合の保険の代わりにもなるので、必須とも言えるおすすめの持ち物。出来れば2枚以上の準備が望ましい。 学生さんなら親に頼んで家族カードを作ってもらう手もある。これから作る人は、海外旅行におすすめのクレジットカードを参照してみて下さい。 |
目覚まし時計 |
ホテルでは部屋の電話機でモーニングコールを設定できることが多いが、小規模ホテルではできないことが多い。個人旅行者はバスや列車に乗り遅れを防ぐためにも必ず準備し、持参すること。 ツアーの場合は必ずモーニングコールがあるので持参する必要は無いが、多くの場合、朝食の1時間前にモーニングコールが鳴ることが多いため、化粧に時間がかかる人や朝シャワーを浴びたい人は目覚ましを持参することをおすすめする。 一週間以内の海外旅行であれば携帯電話を目覚まし代わりにしても良いが、それ以上だとバッテリーがもたないため、長期の海外旅行の場合は充電器必須。 |
電気シェーバー |
何かと忙しい海外旅行中は、やっぱり電気シェーバーが便利で使いやすい。 中でも、左記の電気シェーバーは100gという驚くほど軽量でコンパクト。 電池式なので充電の心配も無し。単3電池2本で30日間使用可能。しかも水洗いまで出来る優れもので、海外旅行には最適なので準備しておきたい。 男性だけではなく、女性の無駄毛処理にもおすすめ。 |
プラスチック製ベルト |
飛行機の乗継ぎがある男性におすすめしたいのがこのプラスチック製ベルト。金属を使用していないのでベルトをしたままでも空港のセキュリティーで引っかかりません。あまりに便利過ぎて筆者はもう手放せない程で、飛行機に乗る日はこのベルト、町中では普通のベルトという具合に使い分けています。軽いので荷物になりません。 YKK製バックルで作業にも耐える丈夫でしっかりした作りで安っぽさも無し。 |
雨具 参考: |
当たり前の持ち物と思いきや、意外と忘れてくる人が少なくない持ち物の一つ。 左記参考から、海外の週間天気予報が見れるので確認し、「絶対に降らない!」という自信が持てなければ、折り畳み傘を準備していきましょう。 |
緊急連絡先の控え | 特に、クレジットカードの緊急連絡先と、海外旅行保険の緊急連絡先は、必ずメモをして持参すること。 海外で問題が起こった時に、これらの情報がないと非常に困るばかりか、問題がさらに拡大する可能性が高くなるので、必ず準備を。 |
海外旅行保険 | クレジットカード付帯の保険で済ます方もいらっしゃいますが、乳児〜高校生、40歳以上、海外旅行の経験が少ない方はしっかり海外旅行保険を申し込むことを強くおすすめします。 クレジットカード付帯の保険は確かに便利ですが、旅行代金の支払いが無いと保険適用外になるカードが多く、肝心な補償額が極端に低いこともあるためおすすめ出来ません。 一番おすすめなのはネット申込みタイプで、旅行会社や空港で申込むのと比較して半額程度で済みます。詳しくは、ネット申込みの格安海外旅行保険 をご参照ください。 |
タブレット | 近年注目されているのがこれ。大変薄くて軽いため、海外旅行にも気軽に持ち歩きが出来るようになった。Wi-Fi環境(海外では無料スポットは結構多い)でちょっとした調べ物に大変便利で、観光名所やレストラン、お店検索に役立つ。その他、地図を画像やPDFにして持ち歩くことも可能。 尚、持参する場合は下記でご紹介するWi-Fiルーターをセットで持参しましょう。 |
モバイルWi-Fiルーター | 旅行先でインターネットを使いたい方は準備していくと大変便利。準備と言ってもレンタルすることになる。これさえあれば旅先からSNSに投稿できたり観光情報やレストランなど調べ事をすることもでき、Skypeなどで無料通話することだって可能。 詳しくは、おすすめのWi-Fiルーター をご参照ください。 |
DS、PSP、iPod | 海外旅行先で必要ないのでは? と思う人が多いかもしれないが、飛行機の機内や、空港での待ち時間には意外と役立つ。 |
国際電話の プリペイドカード |
海外旅行先から日本へ電話をする予定がある人にはとても便利。電話代を気にすることなく、小銭をたくさん用意する必要も無く、気軽にかけられます。 格安で日本へ国際電話が出来る方法もあるので、詳しくは、海外旅行先での国際電話をご参照ください。 |
ソムリエナイフ (ワインオープナー) |
お部屋でその土地のワインを飲むための必需品。ワインオープナーにも色々あるが、おすすめはソムリエナイフ。小さいので荷物にならず、簡単にコルクが抜けるので便利。 |
女性のための便利な持ち物 一覧表 準備用チェックリスト
生理用品 | 生理用品が必要な人は必ず持参。当然海外でも購入できるが、日本製は品質が非常に良いので安心。また、ツアーでは日程が詰め込まれているため、買いに行く時間が無いのが普通。観光地の中心部では売っていないことが多く、人々の生活の場に行かなければ売っていないため、必ず日本から準備しておくこと。 |
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痛み止め薬 | 生理痛が激しい方は、痛み止め薬を準備し、持参することをおすすめします。 生理痛向けの痛み止め薬には、バファリンなどのアスピリン系や、イブプロフェンを配合したイブ、ナロンエースなどがありますが、最もおすすめなのは日頃から服用している薬です。中でも、イブプロフェンが入っている薬を選ぶと効き目に期待ができると言われています。 15歳未満の方は用法に注意。15歳未満の場合はアセトアミノフェンが含まれる薬がおすすめ。 |
シャンプー&リンス | 安宿以外、どこのホテルでも普通は置いてあります。しかし、海外のシャンプーは日本人の髪質に合っていないことがあり、髪がきしんでしまうことがあります。 特に女性で気になる人は準備していくと良いでしょう。 |
薄手の長袖 | 夏であっても持参することをおすすめしたい持ち物です。例えば海外のホテルやレストラン内は冷房がきついことが普通で、紫外線が強い場所では日焼け対策にもなります。ちなみに、UV効果は白よりも黒が高いため、日焼け対策を目的にするなら黒の長袖がおすすめ。 飛行機の機内は乾燥しており、寒いことが多々あるため、手荷物に入れて準備しておくのが便利でおすすめ。 |
ドライヤー |
3つ星以上のホテルならだいたい置いてあるが、部屋備え付けではなくレセプションで借りる場合も有り。 海外・国内兼用マイナスイオン無しタイプ |
メディキュット |
女性に多い足のむくみを解消してくれるのがこれ。少し多めに歩く時など、足がむくみやすい時やホテルで休憩中に履くのが効果的です。また、飛行機の機内でも大活躍。女性の強い味方となる持ち物です。 レビューを見てもわかるとおり、本当におすすめです! |
靴擦れ防止パッド |
海外旅行では普段の何倍も歩くことは普通のため、履きなれた靴でもパンプスやヒールだと靴擦れして痛くなってしまうことは多いです。特に石畳が多いヨーロッパではその傾向が強いです。 そんな時におすすめなのがコレ。3点で足を守ってくれるので本当に快適です。 |
ツアーならではの便利な持ち物 一覧表 準備用チェックリスト
ツアーの日程表 | とっても大事なので、絶対に忘れないこと。添乗員は予備の日程表を持っていないことが一般的。添乗員はこれを見ながら説明することもあるし、宿泊ホテルの住所や電話番号、緊急連絡先も記載されているので、常に持ち歩くこと。 旅行中は日程表にメモをしながら使えば、帰国後の写真の整理などにも役立つ。 |
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アーミーナイフ |
ツアーでおすすめするアーミーナイフは、最小モデルのアーミーナイフ。一週間の海外旅行ともなると、ツアーといえども意外なところではさみやナイフが役立つことが多々あるので大変便利。 おすすめは左記のナイフ。長さが6cm程度なのでとっても軽くて荷物にならず、持っていって損は無い。筆者はどこに行くにも必ずこれを1個持ち歩いている。とにかく便利で重宝する持ち物なので、ぜひ準備しておきたい。 |
一人旅・個人旅行ならではの便利な持ち物 一覧表 準備用チェックリスト
貴重品入れ |
個人旅行者の必需品。自分で荷物を持って移動する場合など、どうしても隙が出来易くなる。また、ある程度のホテルでなければセイフティーボックスは部屋に置いていないのが普通で、本当に信用の出来るホテルでなければ、貴重品をレセプションで預かってもらうのも信用ならない。 海外個人旅行では、貴重品を全て身に付けるのが基本中の基本。左記の首架けタイプは非常におすすめ。最もオーソドックスであるが、最も使い易いのがこのタイプ。腹巻タイプなどは、服を脱がなければ取り出せないので、お店などで貴重品を出すには不便。 おすすめの貴重品入れ 一覧 |
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爪切り | 3週間以下の海外旅行なら、家で爪を切っていけばいい話しだが、それ以上の長旅になる場合は準備していくことをおすすめする。 意外と伸びてきて邪魔になり、現地で爪切りを探すのも面倒。 |
洗濯用ロープ 針金ハンガー |
1週間以下の海外旅行では必要ないが、それ以上を旅する場合は靴下や下着類は自分で洗濯しながら旅行を続けるのが持ち物を減らすベストな方法。洗剤は部屋備え付けのシャンプーを使うのが便利。シャンプーは人の油汚れを落とすのに適しているのでおすすめ! 洗濯用ロープは100円ショップで売っているビニールのひもでも大丈夫。下着や靴下など、ちょっとしたものをかけるだけなので、そこまで丈夫である必要は無い。 針金ハンガーはシャツを洗濯した時に便利なので、1個準備すれば十分。 |
辞書 電子辞書 |
辞書はコンパクトで軽い英和・和英が一冊になったものが理想。この辞書は6x11x2cm、わずか100gというポケットサイズで荷物にならず、個人旅行や一人旅、出張におすすめ。長期の海外旅行や出張では使いたい機会が意外と多く、紙は機械と違って壊れることなくいつでもどこでも確実に見られるのが利点。いざと言う時に本当に役立ちます。 その他、旅行者におすすめなのはスマホやタブレットで利用する辞書アプリで、電子辞書の専用端末は海外出張や長期滞在でない限り出番は非常に少ない。ただ、専用端末は辞書だけでなく、機能が付いているなど役立つ機能が満載で低価格。コスパ良いです。 詳細: 電子辞書 人気ランキング一覧をチェック! |
カップ麺 | 2ヶ月以上の個人旅行なら、絶対におすすめするのがカップ麺。 |
バックパッカーならではの便利な持ち物 チェックリスト
一人旅・個人旅行の持ち物リストも同時に参照
アーミーナイフ |
アーミーナイフは最低限はさみ、缶切り、栓抜きが付いてる物を選ぶこと。バックパッカーの旅ではお金の節約が課題であるため、ヨーロッパのように物価が高い国では自炊も多く、必需品となる持ち物の代表。必ず準備しておきたい。 ただ、安物は壊れやすいためブランド品が良い。特に、左記の物はとてもおすすめ。 筆者も愛用しているが、この大きさがあるとちょっとした調理にも使えるので海外での長旅で威力を発揮する。 |
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目覚まし時計 |
バックパックは外側からの衝撃を受け易く、中身が圧迫される状態が長時間続くため、薄型の液晶時計では簡単に壊れてしまう。そのため、とても丈夫な目覚まし時計がおすすめ。 中でも左記の目覚まし時計はおすすめ。非常に丈夫な作りで、長期のバックパックの海外旅行にも十分に耐える。電源が単3電池なので、電池が切れても世界中どこでも簡単に入手&交換が可能。 構造が単純で、シンプルな機能であるほど壊れにくい。 |
トイレットペーパー | 新品だと大き過ぎると思うかもしれないが、海外では意外と使う。それでも大き過ぎると思ったら家の使いかけでもいい。 持って行く際は、体重をかけて潰せばかさ張らない。長旅の場合は現地調達をすることになるが、途上国の紙はごわごわ堅くて質の悪いものが多い。 |
コイルヒーター (携帯湯沸かし器)100-125V用 |
知ってる人は知っている、バックパッカーの持ち物の中で、一度使ったら手放せなくなる必需品の代表。 安宿ではお湯がもらえない事が普通なので、自分で湯を沸かせられるとお茶やコーヒー、カップ麺まで作れる。コップに入れればわずか数十秒で沸騰する。 ヨーロッパ等の物価が高い国では、これを持ってるだけでかなりの食費節約になる。筆者はこれでマカロニを茹でて、粉末スープで味付けをして食べたり、随分と食費が節約できた。水道水でも沸騰させるから心配無い。 現地調達すれば、日本より格安で手に入るが、売っているお店を探すのが大変。先進国よりも発展途上国で見かけることが多い。 左記の写真の物は200-240V用。100-125V用はその下のリンクを参照。使用の注意点は、必ず金属製のコップか容器を使うこと。プラスチックでは溶けてしまう。また、空焚きは絶対にしないこと。火災になりかねない。数十秒で沸くので目を離さないこと。 |
フォーク スプーン 金属製のコップ |
食費節約が重要なキーワードのバックパッカーには、無くてはならない持ち物。機内でもらえるプラスチックのナイフ、フォークやスプーンでも良いが、大事に保管してもけっこう簡単に割れる。 金属製のコップは、コイルヒーターで熱湯を沸かしたりパスタを茹でるのに使えるので少し大き目が良い。筆者の場合は現地スーパーで程良い大きさの缶詰を買い、その空き缶をコップ代わりにし、空き缶の中にコイルヒーター、フォークやスプーンを入れて持ち歩いた。スペース確保にもなり、コイルヒーターの保護にもなる。 |
粉石鹸・液体洗剤 | 2週間以上の旅になる場合は、自分で洗濯をしながら旅行を続けるのが基本。そのために、旅行期間を考慮して適度な量を持参しましょう。ただ、数ヶ月に及ぶ長旅の場合は、現地調達してもいい。 一番安上がりでおすすめなのはシャンプー。尚、気温が低い場合は粉石鹸は溶けにくくて洗いにくいです。 |
折り畳みバケツ |
これは本当に便利。安宿では水を溜めることができず洗濯をする場所が無いことが多いため、これがあるととっても役立つ。冬なら靴下や下着を一晩石鹸水に漬込み洗いすれば簡単に汚れが落ちる。 軽量で折り畳めば平たくなるので持ち運びにも便利。バックパックにフックでぶら下げておくのもオシャレ。旅以外でも用途は広くて使えます。 |
ビーチサンダル | 水に濡れてもOKで、なるべく軽いサンダルがおすすめ。 海はもちろん、シャワーを浴びる時の室内履きとして重宝する。布スリッパは濡れると乾きが遅く気持ち悪い。 |
シーツ | 持っていくと何かと役立つ便利な持ち物。わざわざ買う必要はなく、普段家で使っている物で十分。たためば凄く小さくなるため、筆者が長期の海外旅行に出る時は必ず持参する。シーツが汚い宿もあるし、ブランケット代わりにもなるので便利。 例えば鉄道やバスの中で少し寒いかな?と感じる時や、途上国の夜行列車やバスでは窓から隙間風が入ってくることが多々あり、凍えて寝れないという時も、シーツが非常に役に立つ。また、欧米のユースホステルではシーツのレンタルが有料の場所もあり、自分のシーツがあれば追加代金は不要。 その他、夜行列車や共同部屋で、手荷物やバックにシーツを巻き付けて枕にして使う方法がある。こうして枕にすれば盗難防止にもなり、一枚の布でも工夫次第でいろいろ使え、大変重宝する便利な持ち物なので準備していこう。 |
100円ライター ローソク |
欧米のユースホステルやバックパッカー向けの安宿には自炊のための共同キッチンがあることが多々あり、ガス台に着火する時に必要な事が多い(着火装置が付いていないガス台が多い)。ただ、機内持ち込みが制限される持ち物なので、1、2個程度に。 ローソクは、インドやネパールのように停電が多い途上国で便利。1本のローソクの光が感心するほどの明るさを放つ。停電が多い町では、町を歩いてると必ず店頭にローソクが売られているのを見かけるので、現地調達が基本。 |
ワイヤーロック 南京錠 |
ワイヤーロックは、チェーンより軽くておすすめ。ドミトリー(共同部屋)でバックパックをベッドや柱にくくり付けておく時に役立つ便利な持ち物。100円ショップでも入手可。 南京錠はバックパックのファスナーを留める時に使うほか、欧米のユースホステルなどには個人用ロッカーを設置していることがあるが、南京錠は各自の物を使うシステムになっていることが多い。つまり、南京錠は欧米のバックパッカーの基本的な持ち物である。これも100円ショップでも入手できるので準備しておこう。 |
ガムテープ | あまり出番は無いので、指3本に布ガムテープを20回程度巻いて、それをペシャンコに潰した状態で持参すれば十分。実際、筆者も長旅で必要と感じたことはほとんど無かった。 |