コロナ禍の海外旅行。おすすめの海外旅行保険

コロナも補償する海外旅行保険の比較と選び方

海外旅行ではほぼ必須とも言える海外旅行保険。結論から言えば費用が安いネット申込みがお得で便利です。でも「クレジットカードに付帯する保険があるから大丈夫!」と思っている方もいらっしゃるはず。ところが、コロナ禍では大丈夫とは言えません。

その辺りの事情も含め、元海外添乗員の筆者が旅行会社では教えてくれない情報も交えご紹介。

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海外旅行保険はインターネット申し込みが便利。しかも安い!

旅行会社で海外旅行保険を申込む人はとても多いですが、実は対面での申し込みはかなり割高です。ところが インターネット申込みだと海外旅行保険が驚くほど安いです。
理由は保険手続きにかかる人件費を大幅に削減できるから。「安いから補償内容が悪い」ということは無いので心配いりません。保険の中身は同じです。

海外旅行保険を申し込む際は、契約者名義のクレジットカード(被保険者ではなく申し込みする人のクレジットカード)が必要になるので準備しておきましょう。

コロナも補償する海外旅行保険 おすすめはコレ!

コロナ対応のおすすめ海外旅行保険!

ネット申し込み型の海外旅行保険は保険会社によって補償内容が若干異なりますが、保険金の金額については大きな違いはありません。では何が違うかと言えば特約の内容、加入可能な年齢、加入できる日数など。

例えば、ソニー損保、三井住友海上、損保ジャパン、エイチ・エス損保、東京海上日動など複数保険会社がありますが、ジェイアイ傷害火災の「t@bihoたびほ」はいろいろと内容が充実していたり、海外旅行に不慣れな人にも安心なサポートがあったりとおすすめできます。また、他社では70才以上の加入が不可な保険会社もありますが「t@bihoたびほ」は99歳まで加入できるのも良いですね。新型コロナウイルスも補償対象です。

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海外旅行保険のネット申込みに関するよくある質問

本人以外の人が代理で申込みできますか?
親族(6親等内の血族、配偶者および3親等内の姻族)の方が契約者、本人が被保険者となる場合は申込が可能。支払いは契約者名義(申込する人の名義)のクレジットカードが必要です。
海外旅行の何日前から申し込みできますか?
海外旅行出発日の60日前や90日前からなど保険会社による違いはありますが、自宅出発前の当日まで加入できるのは各社共通です。
何日間の旅行まで保険に加入できる?
基本は31日間までですが、保険会社によっては1年間までネット申し込みで加入できる保険会社もあります。
年齢制限はありますか?
申込みする人(保険契約者)は申込日時点で満18歳以上の方であれば申し込み出来ます。被保険者については0歳からOKですが、保険会社によって70才以上は不可であったり、年齢の上限を設けていない保険会社など、保険会社によって異なります。
保険料の支払方法を教えてください
インターネット申し込みができる海外旅行保険は各社ともにクレジットカードでの支払いが基本ですが、保険会社によってはデビットカード、キャリア決済(d払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いなど)も受け付けていることがあります。振り込みによる支払いは各社ともに受け付けていません。
海外から申込みはできますか?
できません。日本国内で申し込む必要があります。

クレジットカードに付帯する海外旅行保険の注意点

海外旅行保険についてよく話題になるのが「海外旅行保険はクレジットカード付帯で十分なのか?」という疑問だと思います。結論から言えば、保険金額と補償項目次第ではクレジットカード付帯の海外旅行保険でも十分な内容なのは確かです。
しかし… クレジットカード付帯の海外旅行保険の問題点は保険金額が低く補償項目も少ないことです。もう一つ付け加えるなら旅行中のサポートも充実していない事が多いです。

特に、クレジットカード付帯の海外旅行保険で補償される「疾病治療費用」の限度額が低過ぎるのは大きなマイナスポイント。クレジットカードの場合、この疾病費用の限度額は一般カードで100~200万円、ゴールドカードでも300万円程度。医療費や宿泊費が高額なアメリカやヨーロッパでは300万円でも安心できる金額ではなく、リスクが大きいです。


クレジットカードに付帯する海外旅行保険があれば大丈夫か?

過去にクレジットカードに付帯する海外旅行保険だけで済ませてきた方もいらっしゃると思いますし実際にそれで問題が無かったという方も多いと思います。しかし、コロナ禍ではやや不安な補償内容であることは事実です。

クレジットカード付帯の海外旅行保険にはいろいろと落とし穴がありまして、一般的に「死亡・後遺障害」の補償額が前面に押し出されて強調されます。しかし、海外旅行保険で最も利用頻度が高いのは、実は「傷害・疾病」の項目です。ですが、クレジットカード付帯の海外旅行保険は「傷害・疾病」の補償額が低いことが多く、ゴールドカードでも限度額は300万円のみ。それだけではカバーし切れない事例が実際にあるんです。つまり、保険金が十分ではないということです。

その他、自動付帯ではなく利用付帯であることも多く(この条件をクリアするのは意外と難しい)、クレジットカード付帯の保険ではカバーされない項目もあり、キャッシュレス診療サービスが受けられないクレジットカードも存在します。更にひどいのが、傷害・疾病がカバーされないクレジットカードまであります。何のための海外旅行保険なのか…。

その他、当たり前ですがクレジットカードを持っていない子供や家族は、一部のゴールド以上のクレジットカードに付帯する家族特約がない限りは補償されませんので、子供の分は別途で海外旅行保険に申し込む必要があります。

自動付帯なのか利用付帯なのか、補償内容は問題ないかなどしっかり確認する手間と時間を考えたら、初めから保険会社の海外旅行保険に入ってしまった方が確実なのは間違いありません。大事なことなので再度言いますが、クレジットカード付帯の海外旅行保険で補償される「疾病治療費用」は、コロナ禍においては限度額が安過ぎて話になりません。

外務省でもクレジットカードに付帯する海外旅行保険については注意を即しているのでしっかりと確認することをお勧めします。


尚、下記に該当する場合は海外旅行保険のお世話になる確率が上がる傾向が強いので要注意です。

  • 乳児~高校生までの子供
  • 50歳以上の方
  • 海外旅行の経験が少ない方
  • スリ・置き引きなどが多い国に行く
  • 政情不安な国や衛生状態の良くない国に行く

一般的に免疫力は20~30代がピークと言われており、40歳でピーク時の半分まで免疫力が落ちると言われており、免疫力が落ちると病気や菌をもらいやすくなります。

治安については、スリ・置き引きなどが多い場所で海外旅行保険の出番が高いです。特にイタリア、東欧諸国、パリ、バルセロナ、マドリッドは要注意で、筆者が添乗員をしていた時も海外旅行保険の請求のお手伝いを何度もしてきました。

衛生状態の良くない国も海外旅行保険の出番が高いです。特に中国やインド、タイなどの東南アジア、夏場のエジプトやトルコなどでは、お腹を壊す方が非常に多いです。ちなみに、これらの症状は「正露丸」などの市販薬は全く効きません。細菌性によるお腹の不調が大半なので抗生物質しか効き目が無いのです。筆者が添乗員をしていた時も、実際にこれらの国でホテルドクターを何度か呼んでいます…。

その他、ちょっと特殊なのがアメリカで、とにかく医療費が高いことで有名。治療費の支払い能力を示すまで治療してくれないことも…。救急車も有料(高額)です。そのためクレジットカード付帯の海外旅行保険では補償額が不足するリスクが高めと言えます。


海外旅行保険を申込む場所の比較。申込み方でこんなに違う!

海外旅行保険を申込む場所としては一般的に旅行代理店の店頭や空港を利用する方は多いと思います。そこで、申込む場所による違いを比較します。

インターネット申込みのメリット・デメリット
  • 出発当日の申込みもOK。店舗へ行く必要が無く24時間いつでも申込み可能
  • 旅行会社の店頭や空港での申込みと比較して驚くほど安い
  • 不必要な補償を削って保険料を安くできるので無駄が無い
  • 支払いがクレジットカードのみで、現金や振り込みに対応していない
旅行代理店の店頭申込みのメリット・デメリット
  • ツアーなど旅行と一緒に申込みでき、スタッフが手続きしてくれるので楽
  • インターネット申込みと比較して価格がとても高い
  • 申込みプランが少なく、当日申込みも不可
空港で申込むメリット・デメリット
  • 出発当日に申し込みが出来る
  • インターネット申し込みと比較して価格がとても高い
  • 広い空港で申込カウンターを探したり、チェックインに時間がかかったり、空港到着が遅れた場合は申し込む時間が無くなるなどバタバタしがち
  • 自宅から空港までの間は保険対象外になる

海外旅行保険を申込む場所による比較を見れば一目瞭然、スマホやパソコンから申込み&ネット決済が便利なうえに安い。旅行代理店や空港で申込む理由が見当たらないため、ネット申込&ネット決済一択です。


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