チューリヒ空港に到着
1日目 2015年6月25日(木)
スイスの玄関口チューリヒに到着!
今回は飛行機を降りてから入国審査を経て Baggage claim(荷物受取所)へ。
尚、シェンゲン協定加盟国を経由する場合はチューリヒで入国審査をせず、飛行機を降りたらそのまま Baggage claim(荷物受取所) に直行します。
Baggage claim。飛行機を降りてからここまで来るのに10分かからず。さすがスイスですね。設備やルールがキッチリしていて無駄が無い。入国審査をしても10分かからないって凄いです。荷物が出てくるのも早いです。
荷物を受け取って税関を出たところ。このフロアにはスーパーやフードコートなどお店がいっぱいで使い勝手がとても良いです。チューリヒから帰国の際もここに来るので、今回はすぐにエスカレーターを下って空港駅に向かいます。
チューリヒ空港駅の切符売り場。税関を出てからここまで歩いてわずか3分。
今回の旅行は「スイストラベルパス8日間」を利用します。
使用開始日から8日間、スイスの鉄道や船に乗り放題(一部区間は無料ではなく割引)の便利な鉄道パスで、今回の旅程ではその都度切符を買うよりもパスの方が料金的にお得になる計算です。
物価高のスイスを鉄道で周遊すると交通費だけで結構な額になるので鉄道パス利用は安心感がありますし、混んでいる駅の切符売り場にいちいち並んで切符をその都度買う必要が無くなるのは本当に楽です。個人旅行が不慣れな方にとって、慣れない土地で慣れない言語で切符を買う作業は意外と労力を使うので、その面倒な作業が無くなるのは精神的にも大きなメリットです。
スイストラベルパスの詳細
スイスのお得な交通パス
スイストラベルパスは使用開始前にバリデーション(パスの有効化手続き)を行う必要があるため、この切符売り場で手続きを行います。バリデーションに必要なのはパスとパスポートのみ。
バリデーションの手続きも簡単。切符売り場でスイストラベルパスとパスポートを差し出して一言「バリデーション プリーズ」でOKです。難しい会話は一切必要ありません。
ついでに、これから乗る列車の出発時間と番線を聞いておくと安心です。
尚、スイストラベルパスはスイスでは購入できないので日本を出発する前に購入して準備しておきます。
ちなみに、筆者は旅行会社で買うよりもずっと安くて確実な
レイルヨーロッパ でネット購入することが多いのですが、今回はキャンペーンでお得になっていた
欧州エキスプレスで購入。
3番・4番ホームへのエスカレーター。電光掲示板で出発時間と行先を確認してエスカレーターを下ります。
エスカレーターを降りた目の前がホームです。この列車でルツェルンへ向かいます。
スイスの列車はこんな感じで荷物置き場があることが多いので、鉄道の旅がとてもしやすいです。また、日本のように乗車率も高くないので、座れないことはまずあり得ないので予約も不要(一部予約必須の列車は除く)。
尚、貴重品の入った荷物や小さなバッグなどは自分の席に必ず持っていくようにしましょう。
ちなみに、スイスの鉄道も他のヨーロッパ諸国と同じで改札が無く、切符やパスは車内で車掌さんが回ってくるのでその際に見せればOKです(乗車日が記載されていない切符の場合は駅にて刻印が必要)。今回はチューリヒ中央駅を出発して少し経った頃に車掌さんがやって来ました。
夕刻の車窓。チューリヒ中央駅を出ると左側にチューリヒ湖が見えてきます。
約1時間でルツェルン駅に到着。
ホテルに21時頃チェックイン。ルツェルン駅から徒歩5分で、カペル橋まで徒歩3分という大変便利なホテルです。個人旅行ではホテルの立地はとても重要なので、自分たちの行動予定に合ったホテル選びが大事です。
今回は足腰が悪い方が2名いるため、なるべく駅から近いことを最優先してホテル選びをしています。
ちなみに、今回はチェックインが夜遅くなることがわかっていたので、その旨を事前にホテルへメールで伝えておきました。
ホテルの手配に関しては下記ページをご参照下さい。
ホテルの手配について (準備中です)
今日の夕食は地元民にも人気のビアホール Rathaus Brauerei で軽く。立地が凄く良くて気軽に立ち寄れるので、筆者がルツェルンに来る時は良く利用してます。
機内食を食べてそこまでお腹が空いてなかったので、地ビールと美味しいソーセージで簡単に済ませました。
ちなみにこのレストラン、醸造所にもなっていて、ここで地ビール作ってるんです。そりゃぁ美味しいに決まってます^^
もちろん軽食ではなく、メニューもいろいろあるのでしっかり食事することもできますよ。
ニュルンベルガー・ヴルスト。味がしっかりしてるのでビールによく合います! マスタードを付けても美味しいです。その他、ブラートヴルストもおすすめ。ソーセージの下に敷いてあるのはザワークラウト。スイスはドイツ系文化が強いので料理にもそれが表れてますね。
ビアホールはカペル橋の目の前という立地の良さ。ライトアップされた橋を眺めながら地ビールを味わって美味しいソーセージでもつまめば気分良いに決まってますよね。ツアーではこういう場所で食事しないので、地元の雰囲気に浸れるこういうレストランは個人旅行ならでは。
スイス個人旅行の初日はこんな感じで終了。まだ先が長いので食後はすぐにホテルに戻ってゆっくりお休みです。
次のページはルツェルンから日帰り観光&ルツェルン旧市街をのんびりと巡ります。
ルツェルン旧市街&ピラトゥス1日観光