今日もルツェルンで宿泊するので、日帰りでピラトゥスを観光した後にルツェルンも観光。ゆったりペースですが充実した1日になりました。
スイス個人旅行 9日間 列車で巡る絶景の旅 目次
ツアーでは味わえないルツェルンと近郊をのんびり自由に歩きます!
今日もルツェルンで宿泊するので、日帰りでピラトゥスを観光した後にルツェルンも観光。ゆったりペースですが充実した1日になりました。
スイス個人旅行 9日間 列車で巡る絶景の旅 目次
2日目 2015年6月26日(金)
朝8時頃にホテルで朝食。このぐらいの時間だと体も楽です。
やっぱり良いホテルの朝食は良いですよね。気分良く1日が始まります^^
ホテルを8:50に出て朝一番にカペル橋周辺をお散歩。カペル橋は日差しの関係で午前中が特に綺麗なんです。この時間だと朝日がカペル橋と旧市街を照らすので絵になります。
ちなみにカペル橋まではホテルから徒歩1分なので、参加者は筆者が朝食中に既にお散歩していたよう。やっぱりご年配の方は朝早いですね^^ なのでこういう町はホテルの立地ってすごく大事です。町の中心であれば一人で気軽にお散歩できますからね。
尚、旧市街側のロイス川沿いには毎週火・土曜日に野菜や果物などの朝市(8〜12時)が立つので賑やかで楽しいですよ。
ルツェルンの観光は午後にする予定なので、カペル橋で写真を撮ったらすぐに駅に向かいます。ルツェルン駅に到着。大きな駅ですがわかりやすい駅で、使い勝手がとても良いです。ちなみに地上階がホームと券売機、ベーカリーなどがあり、地階には切符売り場や手荷物預かり所、トイレ(有料)、カフェ、スーパー(COOP)などがあります。
今日の昼食のサンドイッチとドリンクを駅のスーパーで購入し、トイレを済ませてからホームへ。
今回は列車乗り放題のスイストラベルパスを持っているので、切符は買わずにそのまま列車へ乗車すればOK。これは楽です!
尚、この写真は12番線のAという位置に列車が停車していますが、スイスではホームにA、B、Cといった具合でアルファベットでホームの位置が決められています。これは編成が短い列車の場合、その番線のどこの位置に発着するのかを表しているので、出発時刻の電光掲示板で番線を確認する際はアルファベット表記もお見逃しなく。Alpnachstadで列車を下車し、徒歩3分程度でピラトゥス鉄道のアルプナッハシュタット駅に到着。ここから登山鉄道(ピラトゥス鉄道)に乗ってピラトゥス山の山頂へ向かいます。
ちなみにこの登山鉄道はスイス国鉄ではないので別途切符を購入する必要があるのですが、スイストラベルパスを持っていると半額で購入できる特典があります。
このピラトゥス鉄道は最大傾斜角48%という世界最急勾配のラック式鉄道で、1889年に開通。最大の特徴は左右のギアでラックレールを挟み噛ませるという、世界でもピラトゥス鉄道だけしか採用されていない珍しい方式を使っています。
アルプナッハシュタットから山頂のピラトゥス・クルム駅までは全長4.6kmで標高差は1,629m! これを30分で登ります。山頂のピラトゥス・クルム駅に到着。駅は半地下のようになっているのでここから外に出ます。駅からの眺めも悪くないですが、おすすめなのがOberhauptの展望台。階段を上っていくのですが、ご年配の方がのんびり上っても片道20分程度です。
今回は足腰が良くない2名はベンチで待ち、残りの3名で展望台へ。ちなみに、ホテル前のテラスにはテーブルと椅子が並んでるので、絶景を見ながら食事やドリンクを飲むこともできます。
その他、ピラトゥスにはエーゼル峰(2119m)とトムリスホルン(2129m)という二つのピークがあり、トムリスホルンへは往復で1時間ほど(2.5km)のハイキングも可能。円形の建物は近代的なホテル・ベルビュー、その奥の岩山がエーゼル峰(2119m)。登山鉄道の駅はこのホテルの下にあります。
そして写真には写ってませんが、写真の右端の方にホテル・ピラトゥス・クルムがあります。この2つの山頂ホテルに宿泊すれば朝日や夕日に染まる山々を眺めることができます。
展望台から降りたら、ベンチでサンドイッチのお昼ご飯です。
今回は展望台からの眺めと軽くランチしただけなので、ピラトゥス山頂では1時間半ほどの滞在で下山しました。Oberhauptの展望台からの眺めです。
フィアヴァルトシュテッテ湖(通称ルツェルン湖。スイスで5番目に大きい湖)と山々を360°見晴らすことが出来ます。この湖の一帯はスイス連邦の発祥地ともなっている重要な地で、いろいろなクルーズ船が運行されています。
ユングフラウ地方のアルプスの山々も一望! 絶景が広がります。
ちなみにこの写真は望遠レンズで撮影しているので、肉眼ではここまで大きく見えません。
ピラトゥス鉄道のアルプナッハシュタット駅に到着し、そこから歩いて5分程度で桟橋へ。帰りは列車ではなくこの船でルツェルンに戻ります。
列車だとルツェルンまでわずか17分ですが、遊覧船だと50分かけて優雅に遊覧。
嬉しいことに、この遊覧船はスイストラベルパスで無料で乗ることができるので、切符を買わずにそのまま乗船できます。
ちなみに、下山する登山列車の時間によっては船の時間が合わないので、帰りに船を使う場合はしっかりと乗り継ぎ時間を確認してピラトゥス山頂を出発するようにしましょう。ルツェルンの桟橋に到着。場所はルツェルン駅のすぐ真横です。
駅からタクシーに乗って、筆者一押しの展望スポットへ向かいます。タクシーは大小様々あるので、少し大きめのタクシーを選んで5人で乗車。
ちなみに乗車時間はたかが10分程度ですが、タクシー運賃は25フラン。円換算で約3400円! スイスのタクシーはビックリするほど高いので、必要最小限の利用で考えておいた方がいいと思います。ルツェルン観光は次のページでご紹介します。
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