スイスを個人旅行
ハイキングを満喫しよう!スイスアルプスのハイキング個人旅行

絶対におすすめ! ミューレンの絶景ハイキングコースと展望台

ツアーでは訪れない個人旅行ならではの穴場スポットをのんびりと満喫します!

今日は今回の旅のハイライトに一つであるスイスアルプスの小さな村 ミューレンでハイキング。おすすめの絶景ハイキングコースと展望台を巡ります。


当ページ内の目次

スイス・イタリア山岳リゾート10日間の個人旅行 目次

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ミューレンを朝出発

4日目 2014年7月4日(金)

ホテルで朝食を食べてすぐにチェックアウト。今日はオーストリアのインスブルックまでの大移動です。

ミューレン駅から9:06発の登山鉄道に乗って途中でロープウェイに乗り換え。一気に下山します。

ウェンゲンの絶景
ミューレン駅を出発してしばらくすると、崖の向こう側にウェンゲンの村が見えてきました。ウェンゲンもミューレンに似た素敵な村です。間もなくロープウェイに乗り換え。スイスアルプスも車窓から見納めです。
シュタウプバッハの滝
ロープウェイに乗り換えて下って行くと、右手に落差300mのシュタウプバッハの滝が見えてきます。これが見えるとラウターブルンネンに1分かからず到着です。
ラウターブルンネンで列車に乗り換え
ラウターブルンネンで列車に乗り換えます。

ミューレンを出発して20分ほどでラウターブルンネンに到着。ここからインターラーケン行きの列車に乗ります。乗り換え時間は30分あるので十分です。

ただ、スイス国鉄のWebサイトで時刻検索をすると、6分乗り継ぎの接続が良い列車が表示されましたが、スーツケース持ち&ご年配ご夫婦ということで、ロープウェイから列車への乗換えが6分では厳しいことは想定済み。検索で出てきた時間よりも1本前のミューレン発の列車に乗ったというわけです。

個人旅行の場合は時刻検索を頼ることになりますが、こういったテクニックも場合によっては必要になります。

ラウターブルンネンを10:03に出発。
インターラーケン・オスト駅で乗り換え
インターラーケン・オストに10:24に到着し、ベルン行きの列車に乗り換えます。10:30にインターラーケンを出発。
トゥーン湖の車窓
インターラーケンを出発すると、右手にトゥーン湖が見えてきます。天気が良ければもっと青くて綺麗なんですが・・・。
ウィーン行きの国際列車レイルジェット
チューリッヒ中央駅に停車するウィーン行きの国際特急列車 railjet。
オーストリア連邦鉄道(OBB)の列車です。

インターラーケンを出発した列車は11:23にベルンに到着。9分の乗り継ぎ時間でチューリッヒ行きの列車に乗り換えて12:28にチューリッヒ中央駅到着です。

チューリッヒで4度目となる列車の乗換えですが、さすがは鉄道王国、接続も良くホームの移動も非常にシンプル。日本での列車の乗換えと比較してはるかに乗り継ぎしやすいです。

チューリッヒから乗る列車はウィーン行きの国際特急列車 railjetです。今回の乗車区間は予約任意なので予約必須ではないですが、個人旅行初日にチューリッヒ空港駅で切符を購入した際に駅員さんから「金曜のこの区間は込み合うから座席予約した方が良いわよ」と言われたので予約しておきました。
ちなみに、国際列車とは言っても特に何も手続きはいりません。国内移動と同様に列車に乗るだけです。

インスブルックに向けて列車は12:40に出発。
国際特急列車railjetレイルジェットの車内
2等車ですが、さすがオーストリアご自慢の国際特急列車railjet。大変綺麗で座席も快適、荷物置き場もしっかりと設置。
車内のコーヒーマシン
車内サービスで回ってきたエスプレッソマシン装備の販売カート。コーヒーを注文すると客席のコンセントにプラグを挿して電源確保するのが面白い。注文してから豆を挽いて抽出するのでとっても美味しいコーヒーが飲めます。
ヴァレン湖
チューリッヒを出発して40分ほどでスイス東端にあるヴァレン湖の眺め。この湖が見えてくると間もなくスイス国境駅です。
朝食でプロシュート
ヴァレン湖を通過した辺りの車窓。古城が見えています。
レイルジェット車内の路線モニター
車内天井設置のモニター。

車内の天井に設置のモニターに現在地点と経路を表示してくれます。これは良いサービスですね! 今どこを走ってるのかがわかるのはなかなか面白いです。

モニターを見るともうスイスの端っこ。隣国のリヒテンシュタインもすぐそこです。これでスイスともお別れです。

ちなみにリヒテンシュタインは通貨や外交、警察などほぼ全ての国家機能をスイスに依存しているという変わった国ですが、特にこれといった見所は何もないです。ただ、ヨーロッパ周遊ツアーの王道とも言うべき「ロマンチック街道・スイス」の団体ツアーで、ドイツからスイスへ向かう途中で昼食場所として都合が良い立地のため立ち寄ることが多く、意外と日本人は訪れている国なんです。
スイス国境駅 Buchs
スイス側の国境駅であるBuchs。

スイスの東端 Buchsに到着。スイス側の最後の駅のため国境駅となります。列車はしばらくこの駅に停車。

この町はリヒテンシュタインとの国境に接している町で、この駅から東に1kmの場所に流れるライン川がスイスとリヒテンシュタインの国境になっています。

列車はこれまでの進行方向とは逆方向に動き出して出発。ここからライン川を渡って一旦リヒテンシュタインに入って数キロ進み、オーストリアに入って行きます。

オーストリアに入るとオーストリアの車掌が席を回ってくるので切符を見せて確認終了。スイスもオーストリアもシェンゲン加盟国なので出入国審査は無いですが、検問目的でパスポート提示を求められることはあります。念のためすぐ出せる場所に準備しておいた方が良いでしょう。
インスブルック中央駅
インスブルック中央駅。チロル地方の山々がお出迎え。

ついにチロル州の州都インスブルックに到着!

只今の時間は16:16。ミューレンを出発して約7時間かかりました。ただ、バスと違って列車はとてもゆったりしていて窮屈ではないので、バスに乗り続けるような変な疲れは全くありません。やっぱり列車の旅って良いですね^^ 下車すると列車は再び首都のウィーンに向けて出発していきました。

我々はすぐにホテルへ向かいます。
インスブルック駅前のおすすめホテル
左側が駅、真中の黒い箱のような建物が今日泊まるホテルです。

ホテルにチェックイン。列車の旅には本当に便利なホテルで駅の目の前にあるんですが、駅の地下通路からホテルに直結してるので駅からそのままホテルに入れます。

長旅で疲れていることを想定して、なるべくご夫婦の体に負担の無いホテルを選んだというわけです。状況によって立地を最優先するか、クオリティを最優先するか、ホテル選びも一つの旅のテクニックです。

幸いご夫婦もまだ元気があり、せっかくだからインスブルックの町を歩きたいということで、少しだけインスブルック旧市街の散策に出かけました。
インスブルック駅前のホテルの部屋
寝るだけなのでこれで十分。ツイン1室15000円でかなりコスパ良いです。
マリア・テレジア通り
インスブルックで最もにぎやかな目抜き通り、マリア・テレジア通り。
インスブルック旧市街のドーム(聖ヤコブ大聖堂)
1724年改築のドーム(聖ヤコブ大聖堂)。チロル地方の総本山です。
インスブルックの凱旋門
マリア・テレジア通りと凱旋門
ミューレン行きのロープウェイに乗り換え
奥にインスブルックの見所の一つ 黄金の小屋根が見えています。
ドーム内部
ドーム内部。チロルの重要なバロック教会でフレスコ画と漆喰装飾が見事。
インスブルック中央駅のフードコート
インスブルック中央駅のフードコートと奥にスーパーマーケット

早めに観光を切り上げて、インスブルック中央駅に入っているスーパーへ。明日は1日ドライブで翌日からハイキングということで、数日分のミネラルウォーターをまとめて購入。明日は専用車を手配してるので荷物の事は気にしなくてOKなんです。

ちなみにこのスーパーはベーカリーやデリ、カフェなどが入るフードコートと繋がっていて、個人旅行者にはとても便利なんです。

で、今日の夕食はここでサンドイッチやドリンクなどを買って簡単に済ませました。実は旧市街のカフェでお茶した時にケーキを食べたのですが、これが結構なボリュームで3人ともお腹が膨れてしまったというわけです^^


次のページではチロル・アルプスを越え、北イタリアの山岳リゾート ドロミテ渓谷の絶景ドライブでコルチナを目指します!

北イタリア・ドロミテ渓谷の絶景ドライブの旅