デジタルカメラに無くてはならないのがメモリーカード。容量が少ないと撮れる写真の枚数が少なくなるため、容量選びは重要です。また、最近では動画撮影ができるデジカメが普及していますが、動画撮影は写真撮影以上に容量を必要とします。
バッテリーについてはどの程度知っていますか? 最低限のことは知っておかないと、いざという時にバッテリー切れという悲惨な目に遭ってしまいます。どんなに高性能なデジカメでもバッテリー切れではただのお荷物。
このページでは、海外・国内旅行での使用を想定した、デジタルカメラのメモリーカードやバッテリーについてアドバイスをしていきます。
目次
- メモリーカードの容量と種類の選び方
- メモリー容量別 撮影可能枚数一覧表
- SDカード 人気ランキング
- デジタルカメラのバッテリーについて
- デジカメ写真を格安で綺麗にプリント
- オンラインストレージの便利な利用法
SDメモリーカードの容量と種類の選び方
デジタルカメラのメモリーカードには、SDカード、メモリースティック、xDピクチャーカード、コンパクトフラッシュなどの種類があり、カメラによって選ぶことになりますが、現在のデジカメのほとんどはSDカード。
ちなみに、SDカードにはSDカードとmicro SDカードという2種類のカードがありますが、カードの大きさが違うだけで中身は同じです。ですので、micro SDカードをSDカードアダプターに差し込めば、SDカードの機種でもmicro SDカードを使うことが出来ます。
そのSDカードですが、誰もが悩むのが容量の選び方。容量によって撮影できる写真の枚数や動画の撮影時間が変わるためです。最近のデジカメは画素数が増えたため、大容量のメモリーカードが必要になり、動画も撮影するのであれば更なる大容量メモリーカードが必要となります。
メモリーカードのClass (クラス)とは何?
メモリーカードを選ぶ際に考慮しなければいけないのがメモリーカードの性能を示す「Class」です。Classとは、データの読み書きの速さを表わした数字で、2、4、6、10など、数字が高くなるにつれてデータの読み書きが早くなります。更に同じClassの中でも速度は違うので確認してみて下さい。Classの選び方は、一眼レフで連写をするならClass6以上、フルHD動画(カメラ・ビデオカメラ)ならClass10以上を推奨。
SDカードを買う時のチェックポイントと選び方
- 画素数が高いデジカメほど大容量のメモリーカードを選ぶ。目安は1日100枚撮影(最も大きいサイズで低圧縮で撮影)できる容量のメモリーカードを選ぶのがをおすすめ。
例: 観光が5日間の場合は500枚撮影可能なメモリーカードを用意。必要容量は下記表を参照。ただし、動画も撮影する場合は、2倍~3倍の容量を準備したい。 - コンパクトデジカメで撮影だけなら、どのClassでもOKで格安のメモリーカードでも問題は無いが、一眼レフならClass6以上の高速メモリーカードがおすすめ。コンパクトデジカメでも動画を撮る場合や高級コンパクトデジカメならClass6以上を推奨。
- 信頼性の高いメモリーカードを選ぶことをおすすめする。これはAmazonのクチコミ評価で確認することができるが、格安メモリーカードの中にはデータがすぐに破損してしまう粗悪品があるので注意。また、格安メモリーカードの中には「バルク品」と書かれている物があるが、これはメーカー保証が付いていなかったり簡易包装であったりというだけで、粗悪品のメモリーカードというわけではない。
- 予備のメモリーカードを最低1枚は準備しておきましょう。メモリーカードは高温や水分、静電気に弱く、万一紛失や破損をしてしまった場合やメモリー不足になってしまった場合に1枚予備を持っていれば心強いです。予備なので大容量である必要はないと思います。
- メモリーカードの破損や紛失のリスク分散の観点から、16GBのSDカードではなく4GBのSDカードを4枚準備しておくなど、複数枚持っていれば何かあった時に凄く助かります。複数枚のメモリーカードに写真を分けておけば、使用中のメモリーカードが突然エラーを起こした場合でも他のメモリーカードに残っている写真は無傷のまま。被害を最小限に抑えられます。
SDカードの寿命に注意! 知らないとデータ消えます!
当然ですがSDカードにも寿命があり、一般的には5~10年程度と意外と寿命が短いです。厄介なのは破損の予兆はなく突然壊れる(データ消失)ため、5年以上経過したSDカードはご注意。これは通電の有無関係なく、フラッシュメモリの構造上の寿命です。
つまり、SDカードをアルバム替わりしてデータを入れっぱなしで保存は絶対にダメです。長期保存に最適なのはCD-ROMやDVDなどの光ディスクです。
尚、一般的にはあまり知られていませんがSDカードは内部構造によって寿命が変わります。書き換え可能回数と寿命の期間の目安は下記の通りです。
- SLC:10万回程度 / 10年程度
- MLC:3000~1万回程度 / 5年程度
- TLC:500回 / 数年程度
格安で売られているSDカードはTLCであることが普通なので、パッケージの記載に注意してみてみて下さい。SDカードは消耗品ですから一定期間が経ったら買換えをおすすめします。全く不具合が無くても突然壊れるの怖いですから…。
画素数・メモリー容量別 撮影可能枚数 一覧表
SDカード | 1GB | 4GB | 16GB | 32GB |
2000万画素(L) | 112枚 | 447枚 | 1786枚 | 3572枚 |
900万画素(M) | 249枚 | 996枚 | 3982枚 | 7964枚 |
400万画素(S) | 380枚 | 1518枚 | 6073枚 | 12146枚 |
ハイエンド・コンパクトデジタルカメラ(高級コンデジ)でJPEGの最高画質(低圧縮)で撮影した場合の撮影枚数の目安。メーカー公表のデータを基に作成。尚、撮影枚数はカメラ機種により誤差があり、一般的なコンパクトデジカメの場合は上記撮影枚数よりも少し多めに、一眼レフの場合は上記撮影枚数よりも少なめの撮影枚数になることが多いです。
出来るだけ撮影枚数を増やしたい場合
撮影枚数を増やすには、LやMといったサイズ変更以外に、画像ファイルをどれだけ圧縮するかという、クオリティ(画質、又は圧縮率)を変えることで撮影枚数を増やせます。
例えば、Sサイズで高圧縮すれば、格段に枚数を増やせます。ただし、これをやってしまうと、写真をプリントした際に後悔することになります。つまり、画質が格段に悪くなるのです。圧縮することで表現できる色の数が減り、画素が荒くなってしまいます。大きなサイズから小さなサイズに縮小できますがその逆はできず、高圧縮で撮影した写真は低圧縮にすることができないので、よく考えて選んで下さい。
少しでも撮影枚数を増やしつつ、綺麗な画質を保つ方法
- 撮影した写真をL版~はがきサイズでプリントする場合
- Mサイズで低圧縮(ファイン)で写真を撮りましょう
- 撮影した写真をA4サイズなどでプリントする場合
- Lサイズで高圧縮(ノーマル)で写真を撮りましょう
- 撮影した写真はプリントせず、パソコンだけで見る場合
- Mサイズで高圧縮(ノーマル)の撮影で十分です
- 撮影した写真はプリントせず、SNSなどに投稿だけ
- Sサイズで高圧縮(ノーマル)の撮影で十分です
ただ、メモリーにゆとりがあるなら最もおすすめするのは「一番大きなサイズで低圧縮」で撮影することです。上記でも既に触れていますが、高画質で撮影した写真を低画質にリメイクすることは可能ですが、その逆は不可能です。出来る限り一番大きなサイズで低圧縮で撮影し、メモリ不足になりそうになったら、上記の方法を試してみることをおすすめします。
SDカードの人気ランキング (Amazon売れ筋ランキング 毎日更新!)
SDカードなどメモリーカードの注意点
メモリーカードは数年間使っていると突然エラーが発生することが多々あります。例えば「フォーマットされていません」などエラーメッセージがカメラに表示された経験がある方もいらっしゃると思います。一度エラーを起こしたらその時は何とか使えるようになったとしても、再度エラーを起こす確率が非常に高いので、すぐに買い換えましょう。メモリーカードは消耗品ですし、写真データが破損してからでは遅いです。
また、メモリーカードは特に冬場に破損しやすい性質があります。理由は静電気です。フラッシュメモリーは磁気には強いですが静電気に大変弱く、「SDカードが破損した!」という原因の大半は静電気です。静電気が発生しやすい冬は特に扱いに注意です。
撮影後は出来るだけ早めにHDDやクラウド、光ディスクなどに写真を移すようにしましょう!
デジタルカメラのバッテリーについて
日常でのデジカメ利用であれば、1回の充電で1週間ぐらいバッテリーはもつのが普通ですし、国内旅行でも3日間ぐらいならどうにかもつことが多いと思います。しかし、海外旅行ではどうか? どんなにバッテリーが長持ちすることを売り文句にしているコンパクトデジカメでも、1回の充電では2日間が限度です。にもかかわらず、海外旅行で充電器を持ってこない方が少なからずいらっしゃいます。
海外旅行は国内旅行と違って見るもの全てが目新しく、国内旅行とは比較にならない程シャッターを切る傾向が強いのです。朝食から夕食までフル回転でシャッター切りまくりといった具合に。
海外旅行では必ず充電器を持参しましょう!
デジタルカメラのバッテリーの注意点
冬の時期や寒い場所でデジタルカメラの電源を入れると、ほとんど写真を撮っていないのにすぐにバッテリー切れという経験をしたことがある方がいらっしゃると思います。ちなみにデジタルカメラだけではなく、iphoneなどのスマートフォンやゲーム機、ノートパソコンなど、バッテリーを使うデジタル機器は全て同じです。
これはバッテリーの特性上、バッテリーが冷えるとバッテリー性能(容量)が極端に落ちてしまうという現象によるもので、バッテリーの寿命とは違います。例えばスキー場などで100%充電しておいたはずがほとんど使ってないのに50%に急落してたという話はよくあることです。
対処法としては、バッテリーを暖かくしておくことでバッテリーを長持ちさせられるので、コンパクトデジカメならズボンのポケットに入れておいたり、一眼レフならバッテリーを抜いて、バッテリーを服の下の内ポケットに入れておいて体温で温度をキープするといった対処法があります。それでも、暖かい時期と比較して格段にバッテリーは長持ちせず、すぐに切れてしまいます。
例えば、フル充電をした状態で出来る限りフラッシュを使わず、バッテリーを温存しようと試みた場合でも、寒冷地ではバッテリーが1日もたないこともあるほど。
そのため、スキー場などの寒冷地や冬のヨーロッパなどへ行く場合は、予備のバッテリーを準備していくことをおすすめします。
デジタルカメラのバッテリーを長持ちさせる方法
- フラッシュを強制OFFにしておく、又は出来るだけ使わない
- 撮影した写真を液晶画面で確認しない
- ズームを多用しない
- 省エネモードがあれば活用する。1分以上カメラを操作しない場合は液晶画面が自動OFFになるよう設定する
- バッテリーを冷やさない(ただし、体温以上に温めるのはNG)
首掛けタイプや腹巻タイプの貴重品入れにバッテリーやスマホを入れて服の下にしまっておけば体温で保温することが可能 - 液晶画面の明るさを落とす(使い勝手が悪くなるのでおすすめしないが最後の手段として)
デジカメの写真を格安で綺麗にプリントする方法
パソコンで写真を管理するのもいいですが、やはり思い出の写真はアルバムに収めたいものです。
最近はご自宅のプリンターでプリントされる方が多くなりましたが、どんなに高価で高性能な家庭用プリンターと高級印画紙を使用したところで、画質にこだわりを持つ筆者から言わせれば所詮は家庭用、業務用プリンターの画質にかなうわけがないのです。
だからと言って、1週間ほどの海外旅行で撮る枚数って、相当な枚数になりませんか? 近所の写真屋さんでデジカメプリントを頼むと、結構なお値段になったりします。
そこでおすすめなのが、筆者も利用しているネットプリント。格安で綺麗、しかも自宅で簡単にプリントが注文でき、仕上がった写真は自宅に届けてくれるというサービスです。家庭用プリンターのインク代や手間、プリントの質を考えれば、デジカメプリントはインターネットでプリント注文するのが一番です。詳細は下記ページをご覧ください。
下記ページも合わせてご参照ください。