イタリア個人旅行 3日目です。今日はローマからフィレンツェへ列車で移動し、ホテルにチェックイン後、フィレンツェを一望できる展望スポットで夕日を見るという行程です。
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イタリア1週間の個人旅行 目次
イタリア個人旅行 手配の仕方や準備についてフィレンツェの観光名所を知り尽くしたプロがおすすめスポットをご紹介!
イタリア個人旅行 3日目です。今日はローマからフィレンツェへ列車で移動し、ホテルにチェックイン後、フィレンツェを一望できる展望スポットで夕日を見るという行程です。
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イタリア個人旅行 手配の仕方や準備についておはようございます。旅行三日目の朝です。
今日はちょっと早起きして朝食。ホテルのチェックアウトが10時だったので、荷物はそのまま部屋に置いて朝一番で観光。サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂へ行ってきました。日曜日の朝ということで、大聖堂ではミサが行われていました。聖歌隊の讃美歌が響き渡りとても幻想的。ミサの様子は電子書籍版にて。
ホテルに戻ってチェックアウト。レセプションに鍵をかえして「チェックアウト・プリーズ」と一言でOKです。すると精算のチェックがあり、滞在税を払うように言われます。
イタリアの主要都市では1人1泊○○ユーロという感じで滞在税を払う決まりになっていて、滞在税は必ず現地払いする決まりになっています。そのため、既に日本で宿泊代金を支払い済みの場合でも滞在税は含まれていないため、チェックアウトの時に必ず支払う必要があります。
この滞在税、イタリアだけではなく、多くのヨーロッパの国々で導入され始めていて、現在導入していない町でも導入し始める町が増えてきています。ちなみに、滞在税はホテルの星の数によって町ごとに料金が決まっています(最近値上がっています)。
ちなみに今回は1人1泊2ユーロということで、4ユーロを支払い。列車で他の町へ行く場合、普通はテルミニ駅から列車に乗りますが、今回乗る “イタロ Italo” という特急列車はテルミニ駅に停車せず、オスティエンセ駅発であるためメトロで Piramide へ移動。Piramide とオスティエンセ駅は地下通路で直結しています。
Piramide 方面の終点は Laurentina という駅なので、Laurentina と表示されている通路を進んでホームへ。
今回は進行方向の一番前の車両に乗ります。Piramide で下車した際、オスティエンセ駅へ直結する地下通路に最も近いためです。Piramide で下車。
オスティエンセ駅のイタロのチケットオフィス(イタロの発着場所)に向かいます。
オスティエンセ駅方面の出口はホーム前方の「Air Terminal」の表示がある出口です。先頭車両に乗ったので、すぐにこの出口に進めました。
地下通路に出たら AIR TERMINAL の表示に向かって進みます。オスティエンセ駅の地下通路に出てくると、ホームの番線表示が出てきます。
イタロのチケットオフィスは15番線(一番奥)にあるので、15番線の表示に向かって歩きます。
突き当りまで歩くとこの表示が出てくるので、15a番線の表示に向かって歩きます。
突き当りに上りエスカレーターがあるので、それを上がって行きます。エスカレーターを上りきった目の前に、この変わった建物が出てきます。これがイタロのチケットオフィスです。メトロ Piramide を下車してからここまで10分程度。
ちなみに、この建物の奥に「イータリー EATALY」という大型高級食材店が入っています。ここにはイタリア中の美味しい食材が集まっていて、とにかく話題になっているお店です。
今回ここに寄ってみたかったというのがあり、列車出発の1時間半前にここに来たのでちょっと寄ってみました。ついでに列車内で食べる昼食のサンドイッチをここで購入。
EATALYの入り口は、この建物の右側を建物沿いにまっすぐ歩いて左側にあります。
EATALYについては下記ページでご紹介!オスティエンセ駅のイタロ切符売り場 兼 待合室。
トレニタリアほど混んではおらず、怪しい人もいないので比較にならないぐらい快適に列車待ちが出来ます。
切符の購入は自動券売機ですが、操作は大変わかりやすいです。もしわからなければ、受付スタッフに声掛けすれば丁寧に教えてくれます。
ちなみに、この部屋はフリーWi-Fiの利用が可能。パスワードは受付スタッフに聞けば教えてくれます。待合室にある列車の案内。ちなみにオスティエンセ駅の発車ホームは15Aのみ。
15Aホームはこの待合室の目の前。列車が到着する際にアナウンスもあります。
今回乗る列車は、No.9986 ヴェネツィア行き 13:10発 の列車です。15Aホームにイタロが到着。ちなみに、写真右の建物部分が待合室です。
チケットに号車番号が記載されているので、予約号車のドアから乗車します。ドアには電光モニターがあり号車表示がされているのでわかりやすいです。
尚、イタロ車内の様子は下記ページでご紹介!
Italo乗車レビュー自宅でプリントしたイタロのEチケット。
列車に乗る際にドア前に立っているスタッフにこれを見せて乗車。車内でも車掌が回ってくるので再度見せます。
尚、プリントせずにタブレットにEチケット(PDF)を表示させたものを見せてもOKです。フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅にほぼ定刻通りに到着。改札は無いのでそのまま出口へ向かいます。
この駅は行止まり式の駅なので出口は列車進行方向の先頭方向。皆出口へ向かって同じ方向へと歩き出すので迷いようがないので安心です。
また、この駅は地上1階、地下1階(ちょっとした地下通路がある程度)の建物でさほど広くないため、迷うことは無いと思います。駅構内のタバッキ。
出口に向かう前にタバッキに立ち寄り、市バスのチケットを4枚まとめて購入。
タバッキで購入した市バスのチケット。
もう駅に用は無いので駅を出てバス乗り場に向かいますが、その前に、フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅の構内をちょっとだけご紹介しておきます。
尚、この駅名が長いので、現地では「Firenze S.M.N.」と略して表記されることが多々あるので、覚えておくと良いでしょう。フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅の構内はこんな感じ
駅地上階にある下りのエスカレーターを下ると地下通路にでます。写真の左に写っている奥へ続く通路(薄暗くて見にくいですが、人がたくさん見える場所)を進むと、サンタマリアノベッラ教会の裏側、Piazza della Unita Italiana という広場(グランドホテル バリオーニの目の前の広場)へ出ることが出来ます。
駅からドゥオモ方面への近道なので大変便利。地下通路から地上へは階段ではなくスロープになっているので、スーツケースを転がす場合も大変楽です。駅の東側広場にあるバス乗り場で、14、17、23番のバスが発着する乗り場です。電光掲示板で何分でバスが来るかの表示もあります。ここから14番のバスに乗ってホテル近くで下車します。
フィレンツェの市バス乗り場はローマ・テルミニ駅のように1か所に大きなバスターミナルがあるのではなく、バス番号によって乗り場が分散しているため非常にわかりにくいので、駅から徒歩でホテルまで行くのがきつい距離ならタクシーを利用するのが最もわかりやすくて簡単だと思います。
駅から徒歩でスーツケースを転がしながらホテルへ行く場合の目安ですが、ドゥオモ辺りまでの距離(800mくらい)が徒歩圏かなと思います。道は石畳が多いのでスーツケースを転がすのに力が必要なため、若い人でも800mは結構きついです。
ちなみに、バス路線はataf(フィレンツェ市営バス)のWebサイトで調べました。バスに乗ったら、必ずチケットを入り口近くにある刻印機に差し込んで刻印すること。
バス内には電光掲示板で次の停留所名が表示されますが、この表示のタイミングが非常に悪い。。。15時半頃にホテルに到着。
このホテルを予約した予約サイトはバウチャー不要なので、名前を伝えてパスポートを提示してチェックイン。
宿泊者カードに名前、住所、サインをしてお部屋まで案内してもらいました。
前から目を付けていた4つ星ホテルなのですが、やっぱり素敵なホテルです。ローマは宿泊費が高くコスパが悪いので宿泊費を節約し、その分このホテルに費やそうと思っていました。
今日からこのホテルに3泊です! 嬉しい(笑)まだ16時なので早速町へ。
フィレンツェのシンボルでもあるドゥオモを素通りして(笑)、まず最初にやってきたのがサンタ・マリア・ノベッラ薬局。約800年前の1221年に端を発する世界最古の薬局です。
特に有名なのは「Acqua della Regina 王妃の水」。16世紀にカテリーナ・ディ・メディチのために調合されたオーデコロンで、500年に渡って作り続けられており、現在は「Santa Maria Novella」という製品名で販売されています。
サンタ・マリア・ノベッラ広場近くのバス停から12番の市バスに乗って、SAN MINIATO AL MONTE で下車。サン・ミニアート・アル・モンテ教会へ。
夕日に照らされたファサード(教会の正面装飾)が美しいです。
この教会は1013年に建築が始まり1207年に完成。非常に長い歳月がかけられた熟成期のロマネスク様式で、内部が大変素晴らしいです。3つの階層に分けられた構造で実に荘厳な雰囲気。
フィレンツェで最も素晴らしいロマネスク教会です。
ロマネスクの特徴でもある小さな窓のため、内部は大変薄暗いですが、12世紀〜14世紀に描かれたフレスコ画やモザイクなどを見ることが出来ます。
サン・ミニアート・アル・モンテ教会がもう一つ有名なのはこの眺め。筆者が一押しするフィレンツェの絶景スポットで、この眺めは格別です。
フィレンツェの絶景スポットと言えばミケランジェロ広場が有名ですが、ここはそこよりも更に高台にあるので見晴らしは抜群。
しかもミケランジェロ広場と比較して圧倒的に人が少なく、間違いなく穴場なのでここは本当におすすめです。
ちなみに、ここから歩いて丘を下れば、10分程度でミケランジェロ広場にたどり着けます。
筆者も歩いて下り、ミケランジェロ広場からの夕日を見て再び市バスで市内へ。今晩の夕食はピッツァ・マルゲリータ。イタリアに来たらやっぱりコレを食べなきゃ始まらない! 昨日からの食欲不振も随分回復。
ちなみに、ワイン好きのイタリア人も「ピザを食べる時は絶対にビールでしょ!」という人が圧倒的に多く、子供はコーラなどを飲んでることが多いです。イタリア人はかなり保守的なので、このスタイルは昔からずっと変わっていません。ただ、ピザって炭酸系とよく合うんですよ。筆者も普段は断然ワイン派なんですが、ピザの時は絶対にビールです^^
ちなみにこのピザは1枚6.50ユーロ。美味しい夕食を安く上げたい人にもおすすめです。明日は長距離バスにて日帰りでシエナ観光です!
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