イタリアを個人旅行
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フィレンツェからローマ・フィウミチーノ空港へ列車で移動

フィレンツェからローマ・フィウミチーノ空港へ直行する方法

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午前半日でフィレンツェをのんびり観光

サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂
サンロレンツォ教会横の革製品の露天。粗悪品もあるのでしっかりチェック!

おはようございます。旅行6日目、最終日の朝です。
今日ものんびりと朝食です。昼過ぎまでホテルに戻る予定はないので、観光に出かける前にホテルのチェックアウトを済ませました。荷物をレセプションに預けて、まずは朝一番で中央市場へ。


ホテルをチェックアウト

中央市場です。1874年に建てられた2階建ての建物でフィレンツェで最も賑わう食品市場でしたが、近年は随分と観光客向けのお店が増えてしまい、パッと見た印象では8割程度が観光客向けのお店になってしまってる感じです。

とは言え、それでも昔からの古いお店もちらほらと残ってるようですし、この市場を見ればフィレンツェで食べられている食材が大体わかるので、食文化を知るにはとても面白いおすすめの観光スポットでしょう。

2階はこれまで野菜のマーケットになっていましたが、2014年3月に深夜までオープンしているバーやレストラン街としてリニューアルオープンしています。

市場の周囲には安いバールや飲食店などもあり、人々の生活が垣間見れるエリアです。

フィレンツェに到着
トスカーナ地方の傾向としてはやはりお肉が多く、ウサギのお肉もメディチ家が好んで食べた食材なので、現在もよく見かけます。
フィレンツェに到着
昔から入っているランプレドットの老舗。美味しいと評判が良いです。
フィレンツェに到着
観光客向けのお土産としては、乾燥トマトや乾燥ポルチーニ、ドライフルーツ、リゾットの素、各種ペースト、リキュールやワインなどが定番。
フィレンツェに到着
リニューアルしたばかりの2階。バーが中心ですが食事も食べられます。
ランプレドットのおすすめのお店

知る人ぞ知る、フィレンツェで一番美味しいと評判のランプレドットのお店(屋台)。

サンタクローチェ教会の近くにある Piazza Sant'Ambrogio に出している屋台で、朝から14:30頃までの営業(日曜定休。その他、オーナー都合で休むことが稀にあり)。

尚、場所の詳細は電子書籍版にて。
ランプレドット
こちらがバスケッタのタイプで、この食べ方が美味しい!

これがランプレドット(Lampredotto)。知る人ぞ知るフィレンツェのB級グルメで、フィレンツェの伝統料理。牛の胃を塩コショウで煮込んだ、もつ煮込みのようなもの。
この上にバジリコ・ソースや辛いオイルをかけて食べるんですが、これが美味しい。しかも、たったの3.50ユーロ! 意外とサッパリしていて臭みも無く、食べやすいです。

注文の際、「辛いソース?」と日本語で聞かれるので、辛い(イタリア語でピッカンテ)のが苦手な人は抜いてもらうことも出来ますよ。しかし、誰がこの日本語教えたんでしょうか?(笑)

また、ランプレドットをパンにはさんだパニーノを注文するのが一般的なんですが、左の写真のように容器に入れてもらうこともでき、個人的にはこれが一番美味しい食べ方かなと思います。注文の際に、「バスケッタ」と伝えれば容器に入れてくれます。
フィレンツェに到着
こちらはパニーノのタイプで、これが一般的
フィレンツェに到着
とても柔らかくて塩コショウのシンプルさが最高!

フィレンツェ駅から列車でローマへ

フィレンツェ駅のイタロの待合室

ホテルに戻って荷物を受取ってサンタマリア・ノッベラ駅へ。
ローマへの列車は行きと同じくイタロです。

イタロは乗客専用の待合室 兼 イタロの切符売り場があるので、出発までここで待機。

待合室の場所ですが、駅の東端(ホームに背を向けて右手)にあります。
ローマ行きのイタロ

専用の待合室はあまり込み合っておらず、イスが固くないので快適。フリーWi-Fiも完備なのが嬉しいです。パスワードは中央のデスクで聞けば教えてくれます。

列車がホームに入線する直前にアナウンスがあるので安心して待っていられます。
ただ、アナウンスを聞き逃す可能性もあるので、遅くても出発時間の5分前にはホームで待機することをおすすめします。
ローマ行きのイタロ

ホームに列車が入線。入線時間はその時によってマチマチですが、この時は出発時間の10分ほど前でした。

ホームへ移動したら、自分が乗る号車の表示がある場所で待ちましょう。

Italo乗車レビュー

ローマ・ティブルティーナ駅で列車の乗換え

ローマ・ティブルティーナ駅

ローマ・ティブルティーナ駅に到着。ここで下車してフィウミチーノ空港行のローカル線に乗り換えます。

フィレンツェから直行で空港へ行く場合は、わざわざローマ・テルミニ駅まで行く必要が無く時間と料金の両方を節約できるので、ティブルティーナ駅での乗換えは凄く便利。イタロはティブルティーナ駅に停車するのでこの使い方は非常に有効ですね。

下車したらエスカレーターで1つ上の階へ。
ローマ・ティブルティーナ駅の構内

1つ上の階に上がると切符売り場やお店があるフロアにでてきます。

まずは空港行きの切符を買うため、Uscita(Exit)の方面に向かって歩いていくと、券売機が見えてきます(大体どの駅も出入口付近に券売機がある)。

ローマ・ティブルティーナ駅の券売機

切符の券売機です。

タッチ画面式で、現金はもちろん、各種クレジットカードも利用できるので大変便利。表記を英語に切り替えることもできます。
ローマ・ティブルティーナ駅の券売機の操作法

空港まで切符を買うわけですが、「ローマ・エアポート」ではなく、正式名称である「Fiumicino Aeroporto」と表記されているので、これをタッチ。

乗る列車を選択し、PURCHASE を押すと支払画面に変わるので、現金またはクレジットカードを差し込みます(カードの場合はPINと表示されたら暗証番号を入力)。

ローマ・ティブルティーナ駅の時刻表

切符を買ったら近くのモニターでフィウミチーノ空港行きの列車が出発する番線を確認します。

FIUMICINO A. というのがフィウミチーノ空港の略名です。

ちなみに、切符購入時に選んだ出発時刻意外の列車に乗っても全く問題ありません。全席自由席なので。

5番線から18:16発の列車に乗ることにします。
番線を確認したらエスカレーターを下ってホームへ。
イタリアの切符の刻印機

ホームに着いたら近くにある刻印機に切符を差し込んで刻印。

列車が来たら早めに乗車しましょう。荷物を置く場所がすぐに無くなります。

次のページではフィウミチーノ空港に到着し、飛行機のチェックインの流れをご案内します。

ローマ・フィウミチーノ空港でのチェックイン方法