ヴィットリオ・エマヌエーレ2世ガレリア
ミラノのドゥオーモ広場とスカラ広場を繋ぐアーケード。イタリアの建築家ジュゼッペ・メンゴーニによって1865年から1877年にかけて建設された。
地上階には、グッチ、プラダ、ルイ・ヴィトンなどの高級ファッションブランド店の他、レストラン、カフェ、バーが入居。
ドォーモ広場側のガレリアそばにある、Zuccaというバールは、イタリアを代表するリキュールであるカンパリ発祥の店として知られる。カンパリは鮮やかな赤色をし、甘くて薬草の苦味を持つリキュール。イタリアのトリノでバーテンダーをしていたガスパーレ・カンパリ（Gaspare Campari）が1860年に開発。
カンパリの製法は企業秘密であるが、ビターオレンジ、キャラウェイ、コリアンダー、シナモン、リンドウの根など、60種類にのぼる材料が使われていると言われる。
カンパリを使った代表的なカクテルとしては、カンパリ・オレンジが有名。
