カッパドキアは、4世紀に迫害から逃れるためにやって来たキリスト教徒が共同生活を始めていた場所だが、その中心地がギョレメである。313年のキリスト教公認後もキリスト教徒は住み続け、その後イスラム教徒の迫害を受けたために9世紀頃から洞窟教会や修道院を造り始めた。10世紀頃には400以上の教会が建てられていたという。
特筆すべきは保存状態が良い、素晴らしいフレスコ画が残されており、カッパドキアの観光名所の中でも屈指の見所である。
写真にある大きな岩山は、中を掘り抜いて作られた女子修道院で6階建て。 1階に食堂と台所があり、2階は礼拝所になっている。
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