歴史上名高い『大包囲戦(グレートシージ)』で激戦を極めた悲劇の砦。31日間に渡る攻防戦が繰り広げられたが、オスマントルコによる総攻撃を受け、聖エルモ砦は完全に包囲。1565年6月23日、オスマン帝国軍は砦の内側へ突入し、聖エルモ砦が陥落する。 この戦いでオスマン帝国軍は8000人の兵を失ったと言われる。
しかし、同年9月8日、オスマン帝国軍は包囲を解除し撤退を余儀なくされ、大包囲戦は終結。聖エルモ砦に再び騎士団の旗が掲げられた。
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